「来年から新NISAが始まるけど何をしたらいいの?」
「新NISAへ移行したら今までの積立NISAはどうなるの?」
こんな方向けの記事です。
この記事では楽天証券で今まで積立NISAをしていた方が、新NISAのためにしておくことを解説します。
そのため、楽天証券以外の方や新しく口座を作る方の参考にはならないと思います。ごめんなさい。
また、これらの手続きは12/12までに済ませないと来年の1月に積立できなくなるので注意してください。
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新NISAへの移行手順
ではさっそく新NISAへの移行手順をQOL向上運営局の管理人の例で解説します。
楽天証券にログインして積立予約をタップ
積立予約自体は12/28までできますが、12/12までにしないと2024年1月に積立できません。
新NISAは月に積み立てる上限があるわけではありませんが、楽天のクレジットカードによる積立は5万円までなので1月からやる方がお得です。
詳細はこんな感じ。
積立予約の内容、手続きの流れを確認する
支払い方法を確認し、積立予約に進む
基本的にはこれまで支払っていた方法を登録しているので確認だけして進んでください。
各銘柄の積立額や支払い方法は後で変更できます。
積み立てる銘柄を選ぶ
こんな感じで今まで設定していた銘柄が特定口座のものも含めて表示されるはずです。
投資するものは、特定口座に投資する銘柄も含めてチェックを入れておいてください。
後ほど解説しますが、今まで年40万円を越えた分は特定口座に投資していましたが、新NISAは枠が拡大しているためNISA口座で投資できます。
ちなみにチェックを外した銘柄はこんな感じ↓
どの口座で投資するか選ぶ
チェックを入れた銘柄について、どの口座で投資するか選びます。
NISAの投資枠に対応している場合は基本的にNISAの枠で投資してください。
画像のようにつみたて投資枠と成長投資枠の両方に対応している場合は、上限投資額が多いつみたて投資枠にしておけば良いと思います。
投資する銘柄と金額を確認して終了
確認して暗証番号を入力して終了です。
積立予約完了のメールが届けば無事に手続きが完了しています。
新NISAの特徴
簡単に図にまとめたものがこちら。
NISAが一本化
これまでのNISAは、積立NISAか一般NISAのどちらかしかできませんでしたが、一本化されたことによりどちらで始めるべきか悩むことがなくなりました。
投資上限金額が拡充
これまでは積立NISAは800万円、一般NISAは600万円までしか非課税枠がありませんでした。
また、1年で投資できる額も増えているため、これまでの一般NISAと同様に5年で満額投資できるようになります。
非課税期間が無制限に
これまでのNISAでは、非課税期間に制限があったため、期限が終わった後に資産をどうするべきか考える必要がありました。
しかし、新NISAでは非課税の期間が無期限であるため、基本的に必要になるまではそのままで問題ありません。
また、投資枠を再利用することができるようになったのも大きな変更点です。
今までの積立NISAはどうなる?
現時点で積立NISAをしている人は「新NISAに移行したらどうしたらいいの?」と考えている人も多いはず。
QOL向上運営局の管理人なりの結論を出したので参考にしてみてください。
そのまま放置で問題ない
結論としてはそのまま放置してOKだと思います。
仮に今のNISAに100万円入れているとします。
新NISAの上限額は1800万円ですが、これが1900万円になるのと状態としては同じです。
ただし、2024年以降は追加で投資することはできませんし、投資枠を再利用できないなどのルールもそのままですので注意してください。
引き出す時は新NISAから
そのため、投資しているお金を引き出したい時は新NISAの口座から優先的に引き出すようにしましょう。
新NISAであれば、引き出した翌年に金額に応じて投資枠が再び使えるようになります。
ただし、非課税期間が終わる20年後には考えるのがめんどくさいので一気に引き出すつもりです。
こんな感じです。
あなたの参考になっていれば幸いです。ではまた。